アートに見る
ミーム

渋谷ヒカリエ

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アートに見るミーム -
書・版画・日本画に見る伝統、技術、現代性の探求

2012年11月28日~12月10日。渋谷ヒカリエ内のCUBE 1,2,3にて、
「アートに見る「ミーム」 ―書・版画・日本画に見る伝統、技術、現代性の探求―」展が開催された。

同展は、「書」「版画」「日本画」の領域において、伝統的を受け継ぎながらも新たな表現が感じられる作品にスポットを当てたもの。
宮村弦による「墨象」、野嶋革による「銅版画」、吉田翔による「日本画」が展示された。

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本展では、墨象作品のそれぞれに恣意的に言語の役割を定義することで抽象表現をもう一度 “意味” に還した作品「イメージラング:リニアコード」のグラフィックワークを中心に構成。
「イメージラング:リニアコード」は、ロンドンにて原画展が行われているが、グラフィックワークへの展開を以て完成する。 また、日本画の“たらしこみ”、墨画の“墨流し”の技法を展開させた墨象作品「Phenomenon -フェノメノン-」シリーズも同時に展示した。

【イメージラング】
墨象と言語体系を関連付けることで新しい言語イメージを作り上げる試み。
描かれた墨象は、言語体系の規則を借りることで言語としての役割を獲得し、言語体系の秩序の中でそれらの墨象を再構築したグラフィックワークは、「読める抽象表現」として美しくグラフィカルな言語イメージへと昇華していく。

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